ロミオ×ジュリエット 第10話

仲間を失い己の弱さを指摘されたジュリエットは街を徘徊。そこをロミオの母親に助けられて、あのバルコニーの名シーンに突入。
またしても運命頼りな流れに無理矢理さを感じなくも無いが、二人が想いを通わせるシーンとしては印象的で良かった。
しかし、つくづくコンラッドの教育方針というか、何も知らせずに育てたことが裏目に出ているなぁ。赤い風なんてやってるから、それなりに体制へ向けての不満というか市民達を助ける為の正義なんかを持ち合わせて育っているのだとばかり思っていたんだが、あっちふらふらこっちふらふらの弱さばかり目だって見える。圧制に身代わりとなって死んだ医者といい、原作には無い革命劇としての要素がどうも物語のバランスを悪くしている様子。