ロミオ×ジュリエット 第19話

赤い旋風として表舞台に立つ事を決意したジュリエット。
ここでキャピュレット家のジュリエットではなく、赤い旋風を持ってくるのは、ジュリエットの道義と抑圧された市民の開放と、両者を結びつける上手い流れ。演出的にも、演劇という芝居がかった装置が映えを見せ、その行動を後押しして申し分無し。欲を言えば、もう少しこの芝居の反響を感じさせる部分が欲しかった。革命劇がお手軽すぎるのは、1話からずっと付きまとうマイナスの部分なんだよなぁ。