アイドルマスター XENOGLOSSIA 最終話

初心に帰った隕石迎撃のお仕事は、主題歌効果もあってなかなかに燃える展開。先輩風ふかせる伊織と真から、アウリンへの特攻、そして最後のインベルとの別れなんかは泣かせるものがあって、締めとしてはとてもキレイなものだった(どっかで見たようなラストでもあったが(笑))。
キャラクターの表情や仕草、サンライズお得意のロボットアクションと、作画を含めた演出面では目を見張るものがあって、その点では大いに楽しませてもらった。だが、脚本の面では引っかかる事が多く、特にロボットへの恋なんかは導入からしておざなりな上、過程に説得力があるわけでもなく、キャラクターに感情を移す事が全く出来なかった。これは敵見方の状況でも同様で、考えなしのバカげた行動に終始振り回されている印象で、話に乗る事が困難だった。この脚本のやっつけ感が無ければ、別の「アイドルマスター」として受け入れられるだけのポテンシャルは秘めていたと思うだけに、とても残念だった。