図書館戦争 最終話

憧れの王子さまに認められて、メデタシメデタシな最終回。恋愛の成就という分かり易い記号があるだけに、納まりの悪さを感じさせないものに仕上がっていた。
発想の面白さは買うものの、設定や世界観の荒唐無稽さに入りがたい壁を感じる作品だった。本質的にラブコメに戦争ごっこをくっ付けただけにすぎない作品なんだろうけど、それを悟られてしまっている点で失敗であることは免れないように思う。良いか悪いかではなく、それ以前に物語にすらなっていないというのが正直なとこだった。