図書館戦争

図書館戦争 最終話

憧れの王子さまに認められて、メデタシメデタシな最終回。恋愛の成就という分かり易い記号があるだけに、納まりの悪さを感じさせないものに仕上がっていた。 発想の面白さは買うものの、設定や世界観の荒唐無稽さに入りがたい壁を感じる作品だった。本質的に…

図書館戦争 第11話

やはり定時上がりのパートタイム戦争は、どうにも理解を超えているものがあるなぁ。むしろ暴走してしまう隊員やオバちゃんにこそ、人間らしい生きた部分を感じてしまう程だ。不謹慎ながらも、隊長が撃たれシーンなんか逆に狂った人間を打ち倒すカタルシスを…

図書館戦争 第10話

非武装主義を貫く図書館の話だったはずが、主義主張なんてものには触れもせず、一方を陰湿に描く事で間違ったように演出するという、なんとも誘導がかったお話に。恋するヒロインはなんでも正しい、といったものなんだろうけど、こういった作為的な持ち上げ…

図書館戦争 第09話

こう世間と隔絶して、館内で恋愛エピソードを消化しているだけならば、難しい図書館の立場を考える事もないので気楽に楽しめる内容だ。とはいえ、王子様=堂上という展開は、ドラマチックさよりも郁の記憶力の無さが勝ちすぎる話だとは思うけれどもね。

図書館戦争 第09話

前回一話使っていろいろと山場を用意したわりに、査問の追及も、手塚兄の企みも、あっさりと終わってしまってやや拍子抜け。狙いとしてはツラい時に優しくしてくれる堂上にドキドキ〜、というのが本筋なんだろうけど、それにしては中途半端だったしなぁ。

図書館戦争 第07話

クールな柴崎の恋愛談かと思いきや、その落ち着きを語り口にした組織内部の不穏な動きをみせるエピソード。 切り口の良さもあって、かなり面白そうな展開になりそうだが、果たして図書館周りの設定を掘り下げて、真っ当なお話が出てくるのかは大いに不安だ。…

図書館戦争 第06話

発禁本の回収帰りに良化隊から襲撃を受ける郁たち。 街中での発砲はご法度と、両者にそんな協定が存在するのは初耳だ。しかしそんな協定が守られているとなると、ますます国公認のサバゲーという思いがますます強くなってくるな。相手が武装して、こちらも同…

図書館戦争 第05話

両親来訪す。 いろいろと心配症な優しい母親に、事情を察し仕事としての理解を示す父親と、派手なドンパチも無かった為、この枠らしいOL社会人モノとして楽しめる内容だった。いつもは浮いてみえる崩した演出も、今回ばかりはハマって楽しかった。 しかし事…

図書館戦争 第04話

誘拐事件続き。 苦労して居場所を符丁にして仲間に伝えるも、発信機の発動によって意味なし。誰が金を出すのか、救出のためにビルを買収するも、窓を割るだけであっさりと制圧。間の抜けた誘拐犯など、描写の手落ちぶりは言うに及ばず、立てたプロットをその…

図書館戦争 第03話

閉鎖する資料館で再び本を巡って戦闘。 特別建物が要塞化されてるわけでも無ければ、大きな重火器の使用もせず、あくまで個人が銃を片手にドンパチする内容。被害も負傷者程度に納まってるし、単純にサバイバルゲームを見せられてるようで、なんとも落ち着か…

図書館戦争 第02話

まだ設定を飲み込めないせいか、図書館内での派手な銃撃戦がやけに浮いて見えてしまったなぁ。やはり実本されたものを巡って、大の大人が銃を持ってドンパチってやはり異様すぎるよ。狙われている・守っているのは、製本された本ではなくてその中身のはずな…

図書館戦争 第01話

原作未読。メディア良化法が施行され、図書館が武装化された時代。 設定を聞いてこれまたスゴイ設定のアニメを持ってきたと思ったが、始まってみると、ちょっと嫌味なイケメン上司とヒロインの関係を描いた、この枠らしい恋愛ドラマな内容。これはこれで定番…

2008年01月開始作品