マクロスF
歌とCG以外に引き出しを持たないアニメなので、そのピークを見せてしまった7話を如何に超えるかを、このアニメの最終回の焦点として観てたのだが、そこはメドレーと大量に時間を裂く事で解決。まぁ考えてみればそれしか方法が無いのだが、そのボリュームでと…
惑星をめぐる争いが本格化し、バジュラ側についたランカの前に撃ち落とされるアルト。 最後の最後、主人公として絶好の見せ場がようやく回ってきたのか、これはこれでいい引きだ。フロンティアを目指し移住先を探してきた人類だったが、それが逆にバジュラの…
おまえは望まれた役を演じてしまう役者だった、と兄に一刀両断されるアルト。 人類の危機とヒロインとの恋と、銀河を又に駆けたマクロスらしい状況で、アルトの決断を見せる状況を作り上げようという脚本の意図はわかるのだが、スケールの大きさや生死をかけ…
ランカに続いて今回はSMSが海賊になって宇宙へ。 まさか2週連続で、対話の出来ない人間が、勝手に別れを持ち出してくる展開を見せられるとは思いもしなかった。目的もみえない中、気に入らないで動いてしまうのは、なんとも素敵な理論でついていけなかったな…
まるで襲撃なんか無かったかのように戦いはあっさりと終結したかと思えば、ランカは何を悟ったのかバジュラと共に何処か彼方へ。ランカとバジュラと歌の関係は、それとはなく視聴者には匂わせてきたのが、まさかここでアルトと一緒に、唐突な展開に置き去り…
告白をしてきたクランの前で散るミハエル。 以前のアルトとのケンカ回もそうだったが、早急にフラグだけ立てて行なわれる展開なので、ミシェルの内面に踏み込むようなこともなく、正直なとこあまり入っていく事が出来ない内容だった。シェリルの体の事など重…
またしても修羅場の目撃者となるランカ。 恋心の自覚やシェリルとの立場の逆転等、かつの状況とはいろいろと変わってきた上でのものなんだが、こうも繰り返されるとランカのタイミングの悪さはもはや職人芸の域に思えて笑ってしまった。
オープニングが新調され、シェリルとランカのデュエット曲に。 やっぱこれはラストへ向けての布石なのか、歌姫二人という事で予想は出来たけど、いざ実現されるかとなると楽しみだ。ただ映像に関しては、やや使い回しも目立ってイマイチ。ついでに言うなら使…
圧倒的な死亡フラグを打ち破るオズマ回。この無茶苦茶ぶりは、曲を使ったマクロス7に対する評価なのかと、勘ぐりたくなるような内容だったな(笑)
「ミンメイ・アタック」ならぬ「ランカ・アタック」により、その存在を芸能界のみならず大きくしていくランカ。 バトルにも学園パートにもあまり存在感が無かったアルトを中心とした三角関係に、ようやく物語のスポットライトが当ってきた様子。映像面でなん…
総集編にかこつけて物語の設定をベラベラと語り倒すかのような内容。キャラクターの説明セリフ以上にややこしいので聞き苦しいなぁ。後半部は三角関係の修羅場といった様相。おそらく演出ではないんだろうけど、作画の不安定さがランカとミシェルの心情を切…
ヴァジュラの親玉にランカを奪われる展開。シンプルなメインラインに加えビジュアル面での充実もあって盛り上がる展開だった。脇でもいろいろとな伏線などがあかされて、そちらの方面でも興味深い。1話に次いでクールの半ば、そしてこの1クール目と、節目…
もはや、マクロスというアニメを見てるのか、CD販促の為に作られたPVを見てるのか分からなくなって来たなぁ。歌で解決はマクロスではお馴染みの展開といっていいものだが、ランカが出てくる理由がさっぱり分からなかった。 訳知った人物が、これぞ伏線といっ…
新人ランカがあっという間のブレイクの中、一方のシェリルは病気を匂わす?描写まで出てきて、栄枯渇水、台頭してくるランカに、このままシェリルは居場所を奪われて行くかのような流れだ。アルトの事にしても、当の本人はシェリルではなく空を選んだ(逃避…
劇中劇でマクロスゼロな回。 そういえばマクロス7でも「愛おぼえていますか」をバサラとミレーヌが演じていたっけか。このゼロも見たはずなんだが、綺麗なCG意外はとんと憶えてなく、どこまでリンクした話だったのかよくわからないままだったが、三角関係…
なぜかいきなりミハエルをメインとした回。 唐突さもさることながら、軽口叩いて女にビンタだ、振って沸いた過去のトラウマ話だと、これまたテンプレをかき集めたかのような凡庸な型を、これまた教科書通りに解決するだけの内容なので、出来としては「薄っぺ…
シェリルまで来ての学園ドタバタ回なんだが、肝心の作画も内容もパッとしない出来。特に作画はなんとも不安定で見てて辛かった。初代の作画の悪さも有名だったが、何もそんなとこまで踏襲することも無かったのにねぇ。 ところで、パンツを巡って学園で騒動と…
マクロスらしいといえばそれまでなんだけど、物語が三角関係のオマケ程度でしかない現状では、そのド派手なCG画面ほど戦争に興味を持てなかったりする。まぁだからこそシェリルのライブと重ねる演出を持ってきているのだろうけど。
シェリルとのデートと共に船団内の紹介・お披露目回。 なんともストレートなデートイベントだったけど、作り込まれた街並み素晴らしくその世界観に没入してしまった。特別興味を引くギミックがあるわけでも無いが、しっかりと作り込まれたものは、それだけで…
アルトは入隊しランカはオーディションへ。戦闘と歌のシンクロはマクロスらしい見せ方だ。とりわけ今回関心させられたのは、マイクローン化で幼女へという発想。既存の設定を現代的な萌えの発想に昇華するとは、全く持って感服致しましたよ(笑)
初代マクロスにもあった、艦内閉じ込められエピソード。 ファーストと呼ばれる作品の焼き直し・オマージュとした作りになっているのはガンダムSEEDを彷彿とさせる作り。ドタバタイベントとしては面白い内容だったが、アルトとランカが将来を見定める話にして…
敵の襲撃からヴァルキリーに乗りランカを助け出すも、軍からは事情聴取を受けるわ、死んだパイロット仲間からは吊し上げくらって殴られるわと、散々なアルト。 ヒーロー行為から一転、厳しい現実に直面とは、今や珍しくなったロボットアニメのフォーマットだ…
2008年01月開始作品