天地さん編・後編。 BGMのおかげで一部台無しになってもいたが、天地さんを通して観る第九の現場や幻想的な青木との別れと、切なさつのる雰囲気で良かったな。ここに来て、ネクタイに手を掛けたり精神世界にまでいって連れ戻したりと、薪さんの青木へのアピ…

猟奇事件を調査していた天地さんが行方不明になり、第九に彼女の脳が取り出されて届けられる。 なんと天地さんに驚きの退場劇。第九のヒロイン兼ふしぎちゃんとして活躍してただけに、その喪失感は想像よりも大きかったなぁ。彼女の目を通してみる青木の輝き…

盲目の映画監督が殺され、研究目的としてお鉢がまわってくる第９。 真相は贖罪としてMRIによる脳内映像での完成を図った監督だった、として何やら感動の絆みたいなお話になっていたが、これが夫婦間のみで成り立っているのならまだしも、その為に殺人者とし…

セーラームーンとサターンの情事ごとが見れるなんて、なんて素晴らしいアニメだ(笑)。これはもうスタッフの中にファンが居て企画したとしか思えないなぁ。 最後、知らなくていいんだと言い切った岡部さんの奥さんが、不倫のキーとなった赤い靴を履いていたの…

多少作内でフォローされていたとはいえ、先週首を持ち帰った青木が配属当初のような精神的な弱さを見せてるのは違和感あった。副室長が居なくなったと思ったら、所長が初登場したりと、なんか人の出入りもおかしかったりするし、この辺は原作のエピーソード…

遺体を引き取りに来た青木が、隔絶した村で事件に巻き込まれていく。 閉鎖された状況の中、次第に伸びてくる犯行の魔の手と、久しぶりにサスペンス色の強い内容。初動捜査を行わない県警だとか、証拠能力も怪しいという話なのに、死体損壊までする9課の判断…

死刑囚のいる施設で停電の間に囚人が死ぬ事件が発生。 すぐさまMRIにかけられるも捜査は難航するが、同室の囚人の死によってようやく自殺だった事が明らかにって、こんなの普通に現場検証をすれば指紋で即解明された事件なんじゃ・・・。指紋による凶器の持…

なぜか積極的だった前回のSM事件に続き、突然の霊感告白と、ますます存在感が増してきた天地さん。でかいメイン事件を控えているのか、単にキャラ付けがおかしな方向に行ってるのか、よく分からないなぁ(笑)。普通に考えれば、脳と魂、記憶と心といった、人…

乳房を切り取られた女性の死体が発見される。 MRIの利用期間が延びたり、解決の糸口が被害者のホームページだったり、いろいろと気になる点も多かったけど（なにせ、どちらも必然性が無いので）、規制なしの死体映像が事件の陰惨さを際立たせて、いつも以上…

会社社長の謎の死を巡って遺産問題が発生。 孤独な社長が唯一心を開いたのがとある少女だった、とお話的にはパターンとして確立されたものがあったが、犯行があまりにもお粗末だったり、せっかく見せた少女の家庭がうやむやなままだったりと、いまいち纏まり…

キヌコ編・後編。 キヌコの狂った理由や論理に焦点があたるのかと思いきや、そのまま異常者として逮捕される流れに拍子抜けさせられてしまった。悪は許せないというお堅い刑事モノでもないので、逮捕どうこうはあくまで事実を解明した結果で良かったのに。桑…

一家惨殺事件で死刑が執行され、その脳が調査される。 生き残った娘が出てきて「ゲス野郎！」と青木を罵っていくのだが、これがまた中の人が電波役でお馴染みの桑島法子なだけあって、ハマり役過ぎて笑ってしまった。もはやこれはプレイの一種だなぁ(笑)。次…

老人4人が転落した車中から発見される。 社会派刑事ドラマのようなノリで、老人介護問題を扱ったエピソード。家族の中で孤立し疎まれる存在になってしまう老人の存在など、人が抱える暗部を垣間見るには相応しい内容や題材で良かった。 ただ、サスペンス部分…

なんと大統領は娘の恋人にお熱でした。 って、おい、事件と関係ないだろ(笑)。事件を暴く為に捜査してんのに、大統領の特殊な性癖だけ暴いてどうすんだよ。簡単に真相を暴かれても、それはそれで米の捜査能力が疑われる結果になるけど、せめて実行犯くらいは…

米国大統領が何者かに殺害され、その解明に乗り出すMRI。 「偉い人は秘密を持ってる」という下世話な発想のみで作っているのか、大統領周りの話の展開はリアリティが皆無でとかく酷かった。ただ脳を調べることに対しての良心の呵責という点に関しては、前回…

被害者の脳から記憶を引き出し、それを元に難事件解決に挑む特殊警察もの。 人の記憶に踏み込むというプライバシーに関わる苦悩が、この作品のメインテーマとなっているようだが、ただの不倫事件にこんなモノを使われるのなら、そりゃ堪ったもんじゃない。「…

2008年01月開始作品