「紅」

「紅」 最終話

最終回。うーん、理不尽な力を押さえ込む真九朗も、九鳳院と向き合う紫も、どれもラストの結末としては過不足なく感じられるのだが、やはりそこに至るまでの流れに説得力が無く、どれもごっこ遊びに成り下がってしまっているのが残念だ。特に前回で圧倒され…

「紅」 第11話

お姫さま奪還にラスダンに赴くものの、思いのほか強い中ボスの登場で戻る事に〜と、まさにラスボスを前にしたゲーム終盤によくある様相。せっかくの前回の決意も無駄にされたような形で、お話としてはちょっと盛り下がって来てしまってる印象だ。 真九郎自身…

「紅」 第10話

紫の不在をいつもの日常から際立たせるのは、常等手段ともいえる演出方針だが、そこから真九朗が立ち上がる姿を、派手に飾らず描く事で上手く感情の動きを伝えている。プレスコらしい生の声の重みと合わさって、とても説得力の感じさせられるシーンだった。 …

「紅」 第09話

ラブホに避難するも、なぜか家に帰って皆と焼肉して、現われた九鳳院の息子に紫を連れ去られる。 今までほとんど無警戒だったのもおかしいが、わざわざ見つかりに帰って簡単に連れ帰される真九朗もよくわからない。運命を受け入れる紫に「諦めるな」と声をか…

「紅」 第08話

幸せな生活に忍び寄る崩壊の足音。 刺客さんがなんで脅しのような事をしていくのか理解に苦しむが、七五三を通して描かれる紫と真九朗の絆や、五月雨荘の面々との交流は、毎度のことながら心温まるものでいいなぁ。ここで撮った集合写真なんかは後で見返し涙…

「紅」 第07話

DV女だった環さんがフラれてしまうお話。 これも周囲の環境によって紫が女性となっていく過程なのか、いきなり悪女扱いされる夕乃に笑ってしまった。本編の方もようやく動きが出来たようだけど、あのファミレスの男はどういう流れ?。たまたま見つかっちゃた…

「紅」 第06話

名作レッドガーデンのCM再び、と五月雨壮住人によるミュージカルが開催。 絶妙な間を活かした作りは、まさにプレスコのオンステージといったものだったが、内容的にはまさに技術の無駄使いというかただのお披露目発表会かのような形で、なんと言っていいのか…

「紅」 第05話

特に展開が進んだわけでもないが、激しい真九郎と夕乃の組み手の裏で行われる、紫と散鶴の幼女バトルとか、湯豆腐を囲んでの五月雨荘での団欒と、なんともマターリな雰囲気が心地好い。背景の綺麗さもあって、どこか癒しアニメを髣髴させるものがあったな。

「紅」 第03話

紫学校へ。 普通ならもっとドタバタするような状況だが、そこはこのスタッフ、前回に続き学校を舞台に幼女の生態を詳細に追いかけたような内容。プレスコのせいかヒロインの鉢合わせもなんか切羽詰った状況に見えてしまうし、なんともマニアック過ぎる作りだ…

「紅」 第01話

原作未読。高校生で揉め事処理屋を営む主人公の下に、ある日変わった大財閥の少女がやってくる。 物語としては古典的な導入部なものの、「レッドガーデン」の松尾監督と「ギガンティックフォーミュラ」「バッカーノ」のブレインズベースが制作しているだけあ…

2008年01月開始作品