原作未読。妖怪と共存する街を舞台にした退治屋モノ。
お手軽なナレーションでざっと世界観を説明したかと思えば、本編は重い人間と妖怪の差別というテーマを扱っていたりと、初回にしてザッピッグめいた雑な構成が目立つ内容。ダラっとした日常風景から流れるようなアクションシーンと、キャラクターの紹介はメリハリがあってよく出来ていただけに、早くもチープさの漂う世界観がとても残念。
松尾監督ということでこちらもプレスコらしいが、今のとこその利点を活かしたようなシーンは見当たらなかった。脚本の掘り下げも含め、その辺はこの先に期待といったところなんだろうか。
