ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第01話

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド
作内バラエティ番組から始まる、最近よく見かける視聴者をひっかけるような1話目。つまらないバラエティをつまらない番宣を交えてとてもつまらなく作っている。
吸血鬼ものはもはや定番を超えたネタでもあるので(制作のシャフトは「コゼットの肖像」「月詠」と既に2作品も手掛けているし)、差別化としての試みもあったのだろうけど、このひっかけ自体が最近多いだけに、驚きよりも「またか」といった思いの方が強かったなぁ。見せ場となる建国宣言にしても、バトルが肩透かしだったのでいまいちパッとせず。お茶の間バラエティを通す事で、日常と非日常を切り替え見せたり、視聴者の目線をフラットに統一して物語に引き込むなど、意図としてはいろいろ理解も出来るが、構成の狙いほど上手く作れてない印象だ。
まぁ無論、次回からが本編なのだろうけど。