薄桜鬼
鳥羽伏見の戦い。井上に山崎の死と、容赦なく襲い来る事態は、隊を取り巻く状況の凄惨や過酷を実感させる。ただのその一方で、ヒステリックに叫ぶしかしない千鶴の存在は、ただの部外者としか思えない行動でちょっと残念だ。エンディングを被せた山崎の死と別れのシーンは、とても素晴らしくよかったのだが。
歴史ブームに乗せたファンタジー作品かと思いきや、思いのほか史実に忠実な作りに驚かされる事の多い作品だった。1期ではまだ歴史との分岐や影という部分にまで話が行かなかったので、2期はどういう展開が待っているのか楽しみ。
