境界線上のホライゾン 第07話

babitto2011-11-17

境界線上のホライゾン
これこそ手段の目的化とでも言うべきか。助ける事を目的とした対決がメインになってしまい、早くもホライゾンの存在がどうでもいいような雰囲気に(もともと、どうでもいいような扱いだった気もするけど)。
当のトーリも、告白すると言って全く進展しなかったのと同様、好きな子の身が危ないというのに、今すぐにでも助けに行こうという意思は感じられず。ヘラヘラした昼行灯キャラというのを、初回からまったく崩そうとしない姿からは、本当にホライゾンに対する想いというのがあったのか、怪しく思えてくる。もちろん感情のままに動けばどうにかなるわけでも無いのだが、だからといって簡単に感情を捨てられないのが人間なわけで。これほど見事に感情移入が出来ないキャラも珍しい。
裏設定を自分で楽しめる人には、こういう枝葉の伸びは歓迎されてるのかな?。物語としては全く進展が見られず退屈なんだけど。