この醜くも美しい世界 最終話

「変化」のタケルに「安定」のリョウ。
変身というまさに変化といえるものがあり、ヒカリとの関係が恋愛ということからして、彼女から妻そして母親といったものを見せたのも変化として描いていたのかな。
一方のタケルがアカリを家族といういわば安定した関係で結んでいたようにも思えますしね。

すべてが終わり、マリといった存在が象徴するようないつもの安定した日常が訪れるタケル。リョウは紀美に親がいないといったウソを打ち明け、ふたりで親を探しに行くといった変化を受け入れる。
まぁある意味ボーイミーツガールの成長ものとして落ち着いた感じでしょうか。