「変化」のタケルに「安定」のリョウ。 変身というまさに変化といえるものがあり、ヒカリとの関係が恋愛ということからして、彼女から妻そして母親といったものを見せたのも変化として描いていたのかな。 一方のタケルがアカリを家族といういわば安定した関…

ある意味予想を裏切られた。地球の命運をかけた痴話ケンカをやってくれるとは(笑)。疑問に思っていたゆる〜い日常パートはやがて来る破滅の前の安らかな一時ではなく、終始一貫この作品のノリだったわけだ。まほろのスタッフというのもそういったノリを表す…

どことなく影を抱えアカリが来てから明らかな変化が見てとれるリョウ、と相方には作中内での変化の描写があるのに対して、タケルにはそういったものがあまり感じられない。その上タケルとヒカリのキャラクター、そして二人が構築していく関係と既存のパター…

タケルたち学生にとって生活の中心でもある学校という舞台。 これを5話のたった1話、それもヒカリが登校した日に倒壊してしまうような扱い。こんなところからして大絶滅や人類といったテーマを大きくするつもりはないのかなと思っていたんだけど、どうやらそ…

お祭りの時にヒカリが生きることの未練や世界の終わりといったことを友人たちに聞くが、誰一人それを現実として考えることはできない。まぁこれは当たり前の話。自分もしくは身近な人がそうならない限り死というものを感じることは難しいでしょうね。 今回「…

怪物を気にかけるアカリといったシーンがでてきて、アカリとヒカリの立場の違いというものが初めて提示されましたね。今後はこの差がタケルとリョウを巻き込んで大きくなっていくんでしょう。 前回のヒカリのしぐさといい、今回の間接キスで1勝1敗として喜ぶ…

今回はみんなで山ヘキャンプへいくお話。途中温泉を掘り出してサービスなんかはあったものの、特別取り上げることもないような。予定どおり半分の6話を使ってヒカリとタケル達を描いたって事なのかな。次回予告ではタケルが変身している姿が見られるのでやっ…

スラッシュだよな〜、アレは(笑)。 学校内の柱に眠っていたことからして、アカリヒカリともに太古から地球にいたというこれまたデビルマンネタなのかな。とはいえスラッシュ(アイオニオス)を隠すことなく社会と溶け込ませてることからあまりネタもとを気にせ…

構造としては1-2話がヒカリ、3-4話がアカリの話になっていて、ともに前話でタケル、リョウとのそれぞれの関係を描き、後話でその家族友人との関係になっている。タケルが変身したようにリョウにも変化があることを示すシーンが今回登場する。 前回、つまりは…

2話のあわただしさとは打って変わり、リョウとアカリに話を絞り2人の距離を丁寧に詰めていく。この話の行き先は人間の善悪、美しさと醜さといったテーマにいくんだろうけど、この世界観や現実感でそれが書けるのか心配。それはテーマに対しては軽すぎるよう…

いまさらデビルマンじゃんとかまほろのスタッフかよ、なんていっても遅いですね。デビルマンといったものはともかく、まほろのスタッフやキャストを流用している点は、いまのところマイナスにしかなってないような気するけどなぁ。

2004年01月 開始