奥さまは魔法少女 第11話

愛する人だけは生きていて欲しいと、巽を街の外へと逃がす嬉子。ある種のエゴともとれる行為だけど、裏を返せばそれだけ深い愛情があるともいえる。いえるのだけど・・・、流石に描写不足と積み重ね不足で、この作品においてはいえないなぁ。
クルージェと協力し街の変革を止めた嬉子は、評議会と話し合うために一人リルムへ旅立つ。逃げている事に自覚的になったのは初めてかな。ただ結婚した時も含めて、ろくな対応もしてこなかった評議会。人の生死まで関わってきそうな管理者の効力。こういったところがあるだけに、成長という主題としてはあまりにも嬉子に都合のいいような気がするのだが。