Kanon 第08話

美汐との出会いから過去の記憶と真琴の正体に気付く祐一。
誰かからの言葉ではなく、祐一自身が過去の記憶と照らし合わせる事で真実に近づいていくのは、説明回になりがちな話を受け入れ易くさせていて上手い。こういった主人公=視聴者という視点の一致をキチンと意識させるからこそ、真琴との日常的なエピソードも積み重ねとして効いてくる*1
美汐と一緒にいる場面では、祐一の心情を表わしたようなレイアウトやカット割も効果的で、内外からこの真琴編を盛り上げていてその点も良かった。

*1:ただのシチュエーションの羅列で終わっていない