大正野球娘。 最終話

babitto2009-09-27

大正野球娘。
お互いの健闘を認め合っての最終回。
うーん、野球的にもドラマ的にも不完全燃焼なラストになってしまった。やはりこの過程で男子と競ってしまうのはうそ臭い展開だとしか思えないし、簡単に物分りのいい大人に転じてしまう副校長や父親には、存在意義を見出せなかった。
こういうヌルいアニメをやるならば、野球や大正という題材は選ぶべきじゃなかったと思う。最近多い文化系の部活とかなら、"楽しい""楽しくない"の満足感で結果を推し量る事も出来るし、"成功"と"失敗"の2択として努力の大きさにも目をつぶる事が出来たのだが、明確な相手が居るとなるとそこは努力の比較になってしまうからなぁ。舞台装置の必然性の無さがそのまま作品の勢いや内容に繋がってしまったようだった。