境界線上のホライゾン 第01話

境界線上のホライゾン
原作未読。辞書のように厚い事で有名なラノベ原作ものをサンライズがアニメ化。
学園ものの中に、バトルとSFと西洋・東洋の各ファンタジーとギャルゲーちっくなハーレムノリを、これでもかとてんこ盛りしたかのような雰囲気。身内ノリを絵に描いたような冗長な掛け合いや、説明セリフの数々と、まさに「ボクのかんがえたおもしろいライトノベル」を地で行くような内容だ。
原作を読んだことは無いのだが、なんとなく本が分厚くなった理由が早くも分かった気がする(笑)
一歩間違えれば安っぽさしか出ない作風なのだが、そこは老舗のサンライズ制作らしく悪くない作り。街中を駆け巡りながらのバトルで見せる世界観や、剣や魔法はもちろん、カレーまで登場するアクションシーンは、雑多感ある賑やかさで分かりやすく楽しめる。
頭の痛くなる大量の設定や名前が覚えられないキャラクターよりも、まずはこの痛々しいノリに慣れる事の方がハードルになりそうだ(笑)。まぁノベルものらしいコテコテぶりは、もうそんな珍しいものでも無いので、難しいものでもなさそうだけど。