ましろ色シンフォニー 最終話

ましろ色シンフォニー -Love is pure white-
ママにゃが見つかってぱんにゃを自然に返す事に。学園統合になるかと思ったけど、一点の曇りもないみう先輩ルートでの完結。
統合話がメインでは無かったけど、頑張るみう先輩を見て動き出す愛理、でもそう見えるみう先輩自身も別れを前に不安な想いを必死に取り繕っている、という展開は、みう先輩の心情をとても自然に引き出していて上手かったな。どちらも大切な想い出の為の決断と、対比のような形になっているのも良かった。

原作の雰囲気そこなわない丁寧な前半部から始まり、まさかの展開で大化けした後半部。近年は原作モノを手掛けるようになったマングローブの一つの完成形、そんな気がする作品でもあったな。安心のバランス感と、それをそこなわない程度のほんのちょっとのサプライズ感とでも言うか。見ていて気持ちのいい作りだったな。