戦いのスケールに比例して、状況とキャラクターがどんどんと離れていくようで、全く入り込めない。もう至る所に疑問が残って何がなにやら。 このラストに象徴されるように、大助を中心とした夢や居場所を探すドラマ部分と、ムシを絡めた物語や設定が最後まで…

コンテや演出が状況を捌ききれていないのか、なんともごちゃごちゃで状況が分かりづらい画面だった。対武装ヘリだとか、「当たらなければなんてことない」という利奈の姿とか、状況的には面白いはずなんだけどなぁ。

大助と詩歌のデートを目撃してしまう利奈。 友達を失ってしまった悲しみ中で、詩歌と絵が支えだった利奈にとってはなんとも辛い展開。「絵のモデルやりなさいよ」という大助への精一杯の言葉が、なんとも悲しく響いて切ない。詩歌＝冬蛍である事もバレてしま…

追っ手に迫られたあさみが電脳空間でバトル。 欠落者になってしまう前フリだったのか、あさみの表情の豊かさは見ていて面白かったのになぁ。勝ち誇った顔なんて素晴らしすぎだった。

ツンデレっぷりを発揮する利奈は大助と急接近、ムシに憑かれたあさみはその能力を手掛かりに詩歌と急接近。 大助をめぐる三角関係に、あさみに迫り来る組織の手と、ドラマの範囲、キャラクター関係の範囲が狭まってきた事で、だいぶ面白さが出てきて良い感じ…

話は飛んで、利菜と詩歌の同居生活が開始。 詩歌の能力を隠す為の構成なのか、相変わらず回りくどいなぁ。それでいて、詩歌そっちのけで、利菜の重い過去をセリフにして説明してしまったりと、あまりその構成が成功しているとは思えないんだけど。

先週のムシを殺された少女と同様、視点の散漫さと掴みづらい状況で、みんみんの裏切りも利奈の仲間の死にも、どこか距離を持って見ざるを得ない状況だった。

ムシ付きの少女を巡って、対立する組織とその中にいる大介と利奈の立場を描いた話なんだろうけど、視点が散漫な上に説明も足りないので、状況はもちろんキャラクターの心情までもがあやふやな内容。まさに置いてけぼりなお話だったなぁ。加えて主人公の大介…

目の前の可愛い子がいたから線路に飛び出しました、ってこんな性格の主人公だったっけ？。一目惚れの行動としても、さすがに突飛過ぎてついていけないのだが・・・。肝心の出会いがこうなんで、もちろんヒロインに興味を持たせる事が出来ず、彼女の抱える過…

原作未読。 説明もほどほどに、対立する組織と人に寄生するムシの存在を、淡い色調を元にした映像で語る作り。現状では物語が始まっているのかさえ、把握しづらいのでまだまだ様子見といった段階だなぁ。リアルなムシキングというのは、あまり見ていて気持ち…

2007年04月 開始作品