ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 最終話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 前回広げた風呂敷を畳むという意味では悪くない纏めではあったが、シリーズのラストを飾るものとしてはやや空虚な纏め。そんな最終回であった。 それを一番に表しているのがカナタのトランペットだろうか。戦争と音楽という時点で、誰も…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第11話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 敵国の兵をかくまった事から、一気に崩れて行く砦の日常。 正直なとこ終盤のお約束展開といった有様で、あまり惹かれるものが無いのだが、不安を煽るようにだんだんと取り乱していくノエルや、迫り来る敵軍の描写は、これまでに無い緊張…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第10話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト リオとの別れ。 最後まで断定する事なく描かれる、リオの出生とその置かれた立場。 過去の母親との暮らしぶりやイリア皇女の存在などで匂わす程度には見せているし、改めて、クレハとの会話や買い物先での噂、独り暮らしのお婆さんに自分…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第09話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 虚像の英雄を最後まで演じきるクラウスと、そんなクラウスの中に実像としての英雄を感じ取るクレハ。二人を助ける為に活躍するタケミカヅチにカナタのトランペット。 キャラクターたちのドラマと隊としての活躍が、ようやく一本に繋がっ…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第08話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト フリフリ服を着せられたカナタがおもらしする話(笑) もはやこのノリの方が素直に楽しめてしまう。「漏れちゃう」の一言から巻き戻る展開は悪くないのだが、”電話番”という説明が出た時点で話の流れが見えてしまうので、あまり効果的な作…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第07話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト フィリシアの脳裏に浮かぶかつての戦争。 散々匂わせてきた設定なので想像していたものでもあるのだが、ここまでのシーンの合間から読み取るようなスタイルから一転、映像を直接的に見せた上でセリフまで被せて語るので、押し付けがまし…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第06話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 隊のお給料が副業によってまかなわれているのは、なるほどもっともな理由で面白いのだが、それが密造である理由は、ギャングのコスプレ以外に見当たらないので、ただの寸劇を見せられたような気分。前半と後半で違った視点から見せる構成…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第05話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 肌の露出具合にキャラの赤面率や掛け合いの多さと、今までとはやや一線を画すようなスタイルで、いわゆる萌えアニメらしい萌えアニメをしている回だった。 これはこれですごく楽しくもあるのだが、個々の紹介が済んでも、未だテンプレの…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第04話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 無表情キャラ・ノエルのお当番回。 思い出したように出てきた戦災孤児に、忠告一つで突然上達してしまうカナタのラッパといい、ドラマの多くを段取り任せにしてしまってるせいで、安っぽさが全面に出た内容になってしまってる。カナタを…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第03話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 病で倒れたカナタの為に駆け回るリオ。 今回もまた”語らない”ことで、多くを視聴者に感じさせようという作りになっている。 フィリシアとの会話で父親の存在を匂わせた後、倒れるカナタを見てリオの中でファラッシュバックされる母親の存…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第02話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト クリムト風のオープニングの中、いきなりお尻を突き出したエロカットが出てくるので驚いたな(笑)。カナタの視線が一人こっちに向いてるのも、これまたツボだった。 今回も徹底した背景を含めた絵作りに引き込まれる。例えば、冒頭のカナ…

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第01話

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト けいおんソックリのキャラデで放送前から一部で話題だった作品。個人的には「コメットさん」「エルフェンリート」を手掛けた神戸監督ということで、今季の中では楽しみにしていたモノの一つ。 街独自のお祭りや背景に伝わる伝承と、世界…

2009年10月開始作品