2期になってからというものの、起こるイベントの多くがいわゆるご都合主義すぎて、あまり話にノリ切れないものがあるのは事実なのだが、やはり周囲を驚かすゼロの劇場型の性格は惹きつけて止まない魅力がある。 忠義を尽くし式場に乗り込む星刻に、幼き日の…

全てを受け入れ桜を枯らす事を決意する義之。 自分の存在よりも他者を思いやる事ができるのはすごいと思うし、過ちを犯してしまったさくらを受け止める優しさも素晴らしいとは思う。思うんだが、そう簡単に死を受け入れてしまうのは、理屈で理解は出来ても、…

紫の不在をいつもの日常から際立たせるのは、常等手段ともいえる演出方針だが、そこから真九朗が立ち上がる姿を、派手に飾らず描く事で上手く感情の動きを伝えている。プレスコらしい生の声の重みと合わさって、とても説得力の感じさせられるシーンだった。 …

劇中劇でマクロスゼロな回。 そういえばマクロス７でも「愛おぼえていますか」をバサラとミレーヌが演じていたっけか。このゼロも見たはずなんだが、綺麗なＣＧ意外はとんと憶えてなく、どこまでリンクした話だったのかよくわからないままだったが、三角関係…

石丸博也と水島裕を迎えてジャッキーの名作映画パロディ。あのプロジェクトAでの時計台落下シーンから、見せ場になると多様されるアングルを変えた強調など、無駄に作り込まれたシーンに大笑い。まさかジャッキーネタを広げてくるとは思わなかったので不意を…

こう世間と隔絶して、館内で恋愛エピソードを消化しているだけならば、難しい図書館の立場を考える事もないので気楽に楽しめる内容だ。とはいえ、王子様＝堂上という展開は、ドラマチックさよりも郁の記憶力の無さが勝ちすぎる話だとは思うけれどもね。

死を前にしたソフィアは、艶っぽさを含んだ熱のある演技で儚さ上手く演出している。少なくとも、燻っていたシュウが動き出す動機として十分納得させるくらいには。

騒々しい宴のノリで見ていく内容であることは、もはや重々承知ではあるのだけど、やはり新キャラの登場やシリアスなトラウマ装置が出てくる時には、それ相応の説明なり背景なりが欲しいとは思う。それを覗けば狂華が夫の浮気を疑って、右往左往する姿はこれ…

なぜか積極的だった前回のSM事件に続き、突然の霊感告白と、ますます存在感が増してきた天地さん。でかいメイン事件を控えているのか、単にキャラ付けがおかしな方向に行ってるのか、よく分からないなぁ(笑)。普通に考えれば、脳と魂、記憶と心といった、人…

コウがビールで酔っ払い〜なシーンがあったけど、未成年の飲酒は描いて大丈夫なんだろか。最近この手のシーンがボツになったとよく聞いたけど。それともコウは学校にも行ってない年齢不詳キャラとして、例を免れたとか、そいう扱いだったり？。まぁ乱れたコ…

対タナトス兵器・ジンクスについて友達と対立してしまうアンジェリーク。 描写的にはかなりのお笑い兵器になってしまったが、それでも兵器のプラス面とマイナス面を掘り下げ、アンジェにその現実を問いかけるような話を盛り込んでくる姿勢には関心させられた…

ギアス特番。 予想はしていたが、「ギアス？何それ？」「谷口悟朗？誰それ？」と出演者全員興味なさ過ぎだろ(笑)。監督のサイン入りPS3を見ての「（サインは）シンナーで消したらいいから」という有野課長の一言には、酷いと思いながらも大笑いしてしまった…

結局さくらの力も及ばず桜は健在、今度は純一が大人の責任と挑むも、二人目の犠牲者に。 前回に続き、今回も大人側の見せ場なのだろうけど、そろいもそろって役に立たないなんて無駄死にもいいとこ、本人の言う「責任」が全然果たせてないじゃんか・・・。こ…

なぜかいきなりミハエルをメインとした回。 唐突さもさることながら、軽口叩いて女にビンタだ、振って沸いた過去のトラウマ話だと、これまたテンプレをかき集めたかのような凡庸な型を、これまた教科書通りに解決するだけの内容なので、出来としては「薄っぺ…