輪るピングドラム

輪るピングドラム 最終話

輪るピングドラム 兄弟それぞれが運命の半分を分け与える事で、運命の輪として3人が繋がる。思った以上にストレートに愛や希望というメッセージを打ち出した最終回。そういう意味ではウテナ以上に清々しい終わり方で気持ち良かった。時代背景を考えると、オ…

輪るピングドラム 第17話

輪るピングドラム 生娘だ消費だディスカウントだ、心をエグるゆりと真紗子の女の嫌味対決が怖い(笑)。 ウテナなんかでも見られたけど、むき出しのエレベーターを使って緊張感を高めていく演出は、幾原アニメの様式美のようでもあったなぁ。

輪るピングドラム 第15話

輪るピングドラム シンクロするくだらない出歯亀ぶりに大笑い。 どうなることかと思ったゆりの行動も、父親から倒錯した愛情を受けていた所を桃果によって救われたという過去の話を通すことで、美しい友情話になっていたのも凄かったな。暗がりで文字通り火…

輪るピングドラム 第14話

輪るピングドラム 「なんてファビュラスなの」 ということで苹果に迫るゆり。さすがこの手の役の経験が豊富なだけあって、能登麻美子の真に迫った演じぶりは、引き込まれる凄みがあったなぁ。

輪るピングドラム 第12話

輪るピングドラム これで世界はピースされる、というわけで地下鉄事件へ。 簡略化された周囲の人間など、記号的な演出が逆に現実の生々しさを実感させるようで、怖さすら感じるものがあったな。 後半部のインモラルさとシュールさが同居したようなおかしな流…

輪るピングドラム 第11話

輪るピングドラム 過去にあった地下鉄事件って、地下鉄サリン事件? 思いがけない方向性にこれまたビックリ。戦争、テロ、震災などの大きな事件が、クリエイターに大きな影響を与えるのは、各方面で見られるものであるのだが、まさか幾原監督が取り上げるの…

輪るピングドラム 第10話

輪るピングドラム コンテ・演出・作監・原画「後藤圭二」の一人舞台。 ちょくちょくと違和感のある作画が目立っており、一人担当の限界を見せてしまってるような作りで、ちょっと残念。監督の後藤圭二とは別で、スタッフの一人として参加する場合の後藤圭二…

輪るピングドラム 第09話

輪るピングドラム 断片的に見えてくる陽毬の過去。 うーんこのタイミングで見せるお話なのか。周囲のお話がもう少し進展を見せてくれてる状況ならば、この訳の分からなさも、面白さの一つとして受け止められそうなんだけど。尖った演出や不可解な謎といった…

輪るピングドラム 第08話

輪るピングドラム 引っ越した多蕗の家に乗り込む苹果。 プロジェクトMの内容が、マリッジどころかマタニティのMだったという驚愕な事実(笑)が覚めやらぬまま、ラストはトレンディドラマを思い起こす衝撃的な展開に。 驚きの展開ではあるのだけど、この作品の…

輪るピングドラム 第07話

輪るピングドラム 能登麻美子ミュージカル回。 もともとぶっ飛んだ内容なので、こういう狙いにくるおフザケはどうもすべりがちで面白くない。お話の動きが薄いだけに、停滞感を強く意識させてしまう。それに、あまり進展が感じられない所で、演出や伏線をあ…

輪るピングドラム 第06話

輪るピングドラム 亡くなった姉・桃果の日記を忠実に再現していようとしていた苹果。 運命と信じて頑なに進もうとする女の子像だったり、両親のケンカを人形劇で再現する象徴的な心情演出なんかは、「ウテナ」を連想させるシュールさ溢れる内容でちょっと面…

輪るピングドラム 第05話

輪るピングドラム 回想で触れられる嵐の夜の出来事や両親不在の理由。運命日記な妄想ノートに生存戦略など、おぼろげながら周りの状況が見えてきて、だいぶ物語への吸引力が出てきた感じ。 監督自身がコンテに参加という事もあってか、苹果の暴走ぶりや兄貴…

輪るピングドラム 第04話

輪るピングドラム いきなりのミュージカル回。よりによってそれを能登麻美子でやってしまう冒険ぶりが素敵だ(笑) ぶっ飛んだ勢いで行く展開も、さすがに4回目となるとこちらも慣れてきてややパワーダウンな面持ち。なんとも退屈さを感じさせる内容になってき…

輪るピングドラム 第02話

輪るピングドラム 冒頭いきなりの「生存戦略」で、テンプレ的な外しを狙ってきたのかと思いきや、そこからはミッション通りの追跡物語。 ターゲットが実は未来日記を綴る危ないストーカーだったというのは驚きのオチではあったけど、初回の暴走ぶりから考え…

輪るピングドラム 第01話

輪るピングドラム ウテナ以来?になる幾原邦彦監督アニメ。 ということで、どうしてもウテナの影を見ながらの視聴になってしまうんだけど、よく分からない状態をよく分からないまま見せていく展開はお手の物(笑)。妹の死から唐突に変化してしまった世界で右…

2011年04月開始作品