あー、結局やす菜の認識障害を都合のいい欝設定に持ち込んで、安易な修羅場と結末を見つけてしまったのね。 後ろめたさ以外の理由を見つけられないはずむの決断に、因果関係不明のやす菜の病気。2人の関係の進展や、各個人としての成長と持つべき痛みなんか…

やす菜ととまりのちょっとした掛け違いが誤解を生み、どちらも傷つけたくないはずむの優しさが皆を傷つけてしまう。 認識障害という病状の中、はずむへ傾くやす菜の気持ちは痛いほど分かるし、それを失ってしまった孤独感も十分描写されている。そして一人の…

綿菓子と同レベルで悩むはずむの優柔不断さの次は、たった1話で瓦解するとまりとやす菜の同盟。3人でいることに無理があることは、こうもあざとい事やらなくても理解できると思うんだけどなぁ。大切だから〜、可哀想だから〜、とそれぞれが口にするが、こん…

綿菓子を選べなかった事がトラウマになって、今のやす菜ととまりの選択に影響を及ぼすとは、いくらなんでも感情が飛躍しすぎているとは思わないのだろうか。人と物をごっちゃにする無神経さの上、どちらをえらぶにせよ女の子同士というのが一番の問題になる…

あくまで自分は恋の傍観者だというあゆき。 えーっと、彼女がこの若さでこうなってしまった理由は特に無いのかな。自分の繊細さを語る一方で、あっちこっちでぺちゃくちゃと自分語りをしてくれるので、痛い自己陶酔にしか見えないんだけど・・・。

明日太が悩むべきなのは、はずむが親友だったの前に、元が男だったという事だと思うのだが・・・。女性になってしまったはずむへのドキドキと、はずむへ恋心でのドキドキってさすがに別だと思うけど。 「いい友達でいてね」というはずむの返事。当然の答えだ…

「僕にとってやす菜ちゃんも大事だけど、とまりちゃんにも傍に居て欲しいんだ」 あー、曖昧にしてきたはずむの男性化、女性化が一気に裏目に出た感じだ。今さら過去のお嫁さん宣言なんか持ってきて、はずむの選択を正当化してはいるがさすがに感情として納得…

キレイに1話に見せたキスシーンまで戻ってきたな。 父親をも含めて男性を個人として認識できないやす菜。そんなやす菜を見て全てを受け止めてあげようと思うはずむ。丁寧に両者の想いを積み重ねていく事で、女の子同士のキスと驚きでしかなかった引きを、感…

はずむの女の子としての順応性高さと、未だに残るやす菜への恋心がどうにもしっくりこないなぁ。はずむの中では一体何が残って、何が無くなったんだろう。 奥手と言われるやす菜の行動や、恋心を自覚しながらもためらいを持つともりと、周囲の人間や状況は丁…

行動力やその積極性だとか、女性になることで初めてはずむの人間的な魅力が見えてくるのだが、それにしても男性から女性への葛藤はおろか、恋人から友達といった関係性にも無自覚に近いものがあるのには、少々困惑気味。 設定からそういうアニメだとは思って…

あー、なんかもう田村ゆかりの演技聞いてるだけで楽しいかも。 それを引き出した意味でも、はずむ自身が入れ替わりを自覚しないですむ宇宙人というアバウトな設定は軽くていいなぁ。この宇宙人ネタはやりようによってはさらにドタバタの枠をひろげられるしね…

思いのほかゆっくりとキャラクターを紹介していたので驚いた。主人公が植物に詳しいというだけあって、やす菜と出会いや時間経過をフキノトウで。告白で関係性が変わってしまった事を、一緒に植えたプリムラを移し変える事でその別離を表現していたり。これ…

2005年10月 開始作品