舞-HiME2
ハルムニウム等、装置は装置としてあくまでキャラクターの都合でまとめたラストは前作よりも良かったな。あくまでキャラ優先、こういうキャラだからで済む結末は、スターシステムを採用しているこの作品にとってそれほど無理のあるものだとは思わないし。た…
ニナに手をだしたセルゲイが脳死。そしてニナはセルゲイを生き返らすためにハルモニウムの起動を決意。 今作の救済装置はコレか。オトメの乙女設定はもっとドラマになるかと思ったんだが、目の前に裸の女がいたからのような流れはちょっと。ただでさえニナと…
ようやく前作の主人公の舞衣が登場。しかも舞衣・なつき・命と旧ヒロインが一堂に会して風呂に入るサービスつき。ここにきて重くなってきたノリを吹き払うかのような展開は見ていて楽しいのだけど、そんなノリで前を向かれても困るんだよなぁ。本当に今の情…
アリカとセルゲイの対峙から、トモエ、ミユ、ミドリ、そしてニナへと連続したバトル展開。これまでのカット部分を穴埋めするかのような勢いで楽しませてもらった。 しかし連続性のない場面転化もそろそろ限界だなぁ。前作は流れるような負の連鎖が面白かった…
再び王女たろうとするマシロを否定するつもりはないのだが、相変わらず立場や状況に見合うだけの周囲が描けていないので空回り感が強い。話の流れとしてもキャラクターに都合のいい後押しで、これを肯定的に捉える事に抵抗があるのだけど・・・。 王女がコレ…
トモエの行動に動じないどころか、それを利用するかのようなシズルさんの強かさがもう堪りません(笑)オトメの存在について悩むアリカと、同じく上に立つものとしてミドリに何かを感じつつあるマシロ。この辺の事も、オトメ養成学校のガルデローベやマシロの…
ナツキのヒッチハイクと、ミドリの17歳と前作から引き続くネタ。しかし猥褻物とは失敬な(笑)。そういえば今作のユカリコ先生は本編での出番全くないのね。
難民となった者の苛立ちや怒り。王女だったマシロがようやくながらも気づく、人の優しさや物のありがたみ。そして最後まで一心に仕えるアオイの強さ。描写の上手さもあってか、どの気持ちも痛いほど理解できるのだが、一歩下がるとまるで茶番のように感じら…
エルス退場で、ようやく舞-乙HiMEの本編がスタート。やはり大量のキャラクターをばっさばっさと切っていくのは面白いやね。 ただ今回。エルス、セルゲイ、ニナと立て続けに起こる裏切りや、2度の身代わり行為は、ネタの被り具合にてもテンポにしても悪い。こ…
ネタバレたっぷりのオープニングはやはり面白いやね。特にこれから先の展開に対して衝撃緩和の吸収剤になってくれますから(笑) そんなわけで、オープニングの黒バージョンを見た後なので子供のようなイタズラで尻尾をだすトモエもまぁ許せてしまう(チエにバ…
恋は盲目とは言ったものだが、アリカやマシロがこうもオトメや王女であることに無自覚だとは思わなかったな。この立ち振る舞いは、計算の内なんだろうか。散々と設定や話でその立場を示してきたにもかかわらず、未だに当の本人にたちがこれでは、今までの1…
「怖いときほど前に進め」さすがばっちゃは良い言葉を残しますな。 いち生徒のアリスまで知っている蒼天の青玉。母親を探しているアリカは今まで調べもしなかったのかな?ストレートに明かされた出生の秘密と合わせて、まだまだ一波乱あるのだろうか。 ギャ…
結婚で引退ってアイドルかよ! つーか、いくらなんでも後付け説明過ぎやしませんかね。これでは過去の大戦や恋愛うんぬんを悲劇ぶって説明する必要ないんじゃ・・・。卒業ゴッコでアカネが幸せとなってくれるのは、前作を知るものとすれば喜ばしいのだが、制…
舞衣の消息や、マシロの恋と改めて提示されるオトメの存在意義。その他にもいろいろとベタなネタなんかも見せてもらったのだが、やはり本編よりも予告のほうが気になった。前作同様にこのバランスを崩すのはアカネからなんだろうか。ただ、この作品の予告は…
勘違いから生まれてしまったニナとセルゲイのすれ違い。事実がわかってほっと一息くるかと思えば、それがアリカに自分の気持ちを気づかせてしまうキッカケとなってしまうのか。マシロと出会う巧海に王子として登場する晶と、前作を見たものにとってはその関…
予告で仮面が落ちていたので、ミドリとは皆顔見知りなのかと思ったらヨウコだけなのね。しかも黎人を絡めた関係性。バトル面を含め旧作側のキャラはいろいろと魅せてくれますな。
学園パートがかなり家事に特化した部分があったので、こういった軍事訓練のような部分もあるのはオトメの役割を裏付けるものとしてリアリティを持たせる意味として良かった。学園である必要性とオトメの設定がどうも乖離して見えるだけに、死人も出て大きく…
アリカの発言からすると、やはりオトメという存在を打ち砕く者となっていくのかな。舞姫と同様、上げられたものを並べていくとバトルヒロインとして、女性が獲得していくべきようなものばかりな気がするのだが(従属・共有のオトメのシステム等)、果たして今…
内面に踏み込むと、途端にその作りの弱さ露呈してしまうのが舞-HiMEシリーズ。ニセモノという噂があるマシロ。日々の行動はその寂しさの裏返しである事は容易に想像できるのだが、かといってそれを容認出来るほど簡単な立場ではないし、またそう見せれるだけ…
ナツキの後釜はニナに決定。くすぐられて喘ぎ声をあげ、伝統の触手プレイを体験し、だんだんとクールな仮面が取れていくニナが魅力的(笑)。その他にも、やけにエロい水着の尻だとか、まきまきで壊れ始めたシホ@野川さくら、ローブ姿で格好よく助けに現われ…
ああなるほど、アリカの金銭問題は足長おじさんの為だったのね(今ならガラかめ、紫の薔薇の人が役割としてもピッタリか)。これでオトメとの設定である恋愛部分との繋がりも見えてきた。実際これが大きなウェイトを占めるかはわからないが、養父ベッタリな…
男禁止とはこれまた直球な設定。とはいえ内包されてるものを考えるとそうも単純ではないような・・・。 命を分け合うといった設定は健在だが云わば制度的なもので、作内でナツキが言うように「恋を諦め、女としての幸福を諦め」その上でなるべきなのがマイス…
多少勢いの落ち着きは感じさせるものの、カズくんやでぼちんなど旧キャラクターの顔見せやシズルのマテリアライズの披露と見所がたくさん。物語の裏事情もだんだんと見えてきて引きもある。今回も素直に楽しい30分だった。 ただまぁアリカの屈託の無さが表す…
1話に続いてシスターや詩帆に奈緒といった旧キャラクターを交えつつ、学園内でのアリカのドタバタを見せていく作り。 前作もそのキャラクター配置と話運びには感心したのだけど、それは今作になっても健在。アリアの行動を中心に多くのキャラクターを楽しく…
舞-HiMEのキャラクターを利用した中世ファンタジーのようなパラレル世界。そこで見られるかつてのキャラクターの違う姿、違う関係。いわゆるスターシステムを利用した作り。 主人公アリカの言動がわかり易さ優先なのも、そういったものを配慮してのものだろ…
2005年07月 開始作品