さすがに結末を急ぎすぎた感が否めない。道中のドラマ過程を大切にしていたからこそ、終わりを大切にしてほしかったなぁ。特にクリスマス当日の約束をぶっちした決断が、そのままエリスとの幸せENDってのは後味の悪さを感じずにはいられない。ヒロインを2人…

前へ進もうと留学を決意したエリスと、未だその方向が定まらない浩樹。今回もその関係の描写が上手く出ている。 特に朋子や部長というサブヒロインとの係わりあいで後押しされるエリスと、高校時代から前に進んだはずなのに未だ変わらない浩樹と霧の関係が、…

過去のトラウマを、進もうにも進めない恋愛関係に重ねて描いてきたが、エリスは早くも自身の中で結末を見出せそうだ。 残るは浩樹なのだが、このエリスの自立が、迷いの中にある浩樹と後ろめたさを感じつつある霧に影響を及ぼしそうな気もするし、なによりこ…

エリスの成長ぶりに涙、涙のところで事故発生。その前の全ての色を失ったかのようなエリスの世界がなんともいえない寂しさを表していて、これまた泣ける。 好きだからこそ浩樹の揺れる心境を察し、不安になってしまう霧の気持ちもよくわかる。浩樹からの明確…

自分の個展に招待し、今の絵、今の自分というものを見せた上で霧に告白する柳に、そしてそんな柳に後押しされる形で、過去浩樹に振られてしまった屋上で再び告白する霧。 柳との和解で再び前を向こうとしたものの、そう簡単には進めなかった浩樹。それを象徴…

先読みできなくなってきた。 今回のお泊りイベントにしても、再び出てきている柳にしても、学生時代の決着（三角関係）こそが浩樹が前に進むために必要なもののように感じるが、ヘタすればこれエリス抜きでも進行しそうなんだよなぁ。

やはり、あのホワイトソースは浩樹のエリスに対する配慮だったのね。トラウマ克服のために、文化祭の出し物でケッチャプを使ってのオムライスを作る事になったエリスの奮闘。 同じ絵描きとしてエリスへの後押しをする部長の存在や、ハラハラとエリスを見守る…

公務員試験に落ちてしまった浩樹に、未だそのトラウマから抜けきれないエリス。そして浩樹と会って話す事は出来たものの未だ事件を引きずる柳。 前を向き始めたからといって前に進めるかといえば、そうは簡単ではないのが現実。その現実を丁寧にドラマにして…

ピッコン、ピッコンと24演出で始まる可奈メインの、ちょっと一休みの回。6人もの女生徒と一つ屋根の下、寝顔まで堪能したであろう浩樹が羨ましい(笑) そういえばオムライスにケチャップを使ってないのは、赤が苦手なエリスに配慮しての事なんだろうか。なか…

過去と向き合い変わりつつある浩樹と、理事長代理である紗綾のお話。ヒロインたちに影響されて前に進んでいく浩樹に、だんだんと理解力や包容力をみせつつあるエリス。地味ながらもキチンとドラマを積み重ねていくなぁ。

あくまで過去は過去としてそれぞれの時間、それぞれの道として結末付けた姿勢は好ましいですね。過去をつき合わせない態度は、浩樹たちの抱える想いをより強調させてくれるし、なにより彼ららしい大人の態度。ほんとヘタな修羅場にいかなくてよかったなぁと(…

浩樹が絵をやめる事となった過去話。 浩樹と霧、それと親友で同じく絵を志す柳。３人の関係性が崩れてしまう事で起こる別れを、バランスを上手く取って見せていて面白い。 自分の気持ちに素直に従い浩樹に告白する霧。そんな霧に想いを抱き、だからこそ浩樹…

子供がちゃんと子供なアニメってめずらしいような。 預かる事となったイトコの子と絵本を絡めて、エリスが浩樹にどう見られていたのかを再確認するかのような話。妹としてか見れないと言った側、言われた側の変化をジックリと見せていこうとするかのような作…

あくまで普段通りに接して待ってあげる浩樹の態度、大人の対応をする霧。色々と心配し応援してあげる朋子や可奈たち。保護者として、大人として、友達として。各キャラクターがそれぞれの立場でエリスの事を考えてあげている姿は見ていてとても気持ちが良い。

エリスからの告白を一時は流そうとするものの、キチンと受け止めてあげるのは浩樹のお兄さん部分とも言える処であり優しさでもある部分。書置きと置いて行った携帯からエリスの出すサインに気づくところや、それでも心配し迎えに行ってしまうのも、また同様…

甲斐甲斐しく学校外でも浩樹の世話をやく霧に、そんな二人を見て苛立ってしまうエリス。そしてパリ行きの話を前にしてとうとうエリスが浩樹に告白。 じわじわと積み重ねてきたものが遂に決壊。とはいうものの完全に子ども扱いのエリスの空回りでもあるんだよ…

動画の節約なのか、それとも演出なのか。動きの少なさがエリスと霧との間にある緊張感を盛り上げていて良かった。しかも今回、前回と同じく浩樹と霧、エリスとクラスメイトと同じ構図を持って来て決定的な距離を後押ししたかのような形。いや、ホント恋愛ド…

クラスメイトからの告白にかつての浩樹と霧を重ね泣き出してしまうエリス。一方当の浩樹と霧は急接近をみせる。こういった作品に多くある固定された関係性ではなく、お互いが状況で揺れ動く人物をみせるのは何やら新鮮さを感じる。

水着キター、とは裏腹に教師と生徒、兄と妹の関係から抜け出せないエリスの心情がメインのお話。空回りするエリスの行動が、だんだんと二人にある距離を浮かび上がらせていく。 それにしても水着姿で「よっしゃー」の生天目先生、いや霧先生はオッサンくさい…

見事なまでのツンデレキャラに感服いたしましたよ。 あと、放って置かれたい者同士が教師と生徒という間柄のために関係性を持ってしまう、と前提となる条件をキチンと設けてあるのにも感心しましたよ。

主人公ではなくて同じような悩みを抱えるエリスと菫が仲良くなっていく、この手のアニメではやや変則的な話。 霧が美術部にいながら筆を取ろうとしない事を言及する。ああ、キチンと疑問としての認識はあるのね。ちょっと安心した。

デート追尾作戦。前2回のシリアスさも効いてか、お約束の話しながらもずいぶんと楽しめた。 ところで主人公、デートを申し込まれる時に絵を描いているように思うのだけど、これはなんだろう。結局それほど大きな理由で辞めたわけでもないのかな。う〜ん、よ…

幼馴染だった霧が学園に赴任してきたことで起こるヒロイン対決。コミカルさを見せながらも背景にあるものをチラつかせ物語へのヒキを作ってる。 事故後のエリスの状況は彼女の傷の深さを垣間見せ、また今の主人公ベッタリの姿を納得させるものを持っている。…

原作未プレイ。 絵を描く事を何かの理由で辞めてしまった主人公に、幼い頃の事故で赤い色にトラウマを抱えるヒロイン。1話だというのにかなりシリアスな面を強調した作りでちょっと驚き。「ケチャップ嫌い」、「トマトあげる」、青い薔薇、信号の赤。 ただの…

2005年07月 開始作品