卒業式でお別れと、そろぞれの路に旅立つ生徒会の面々を見せる最終回。 別れと旅立ちを奇をてらわず描いた印象で、これ単体としてはしんみりとくる良い纏めだったかな。最後に「時間がたつと消えるスプレー」を持ち出す足掻きっぷりには笑ってしまったけど。…

文化祭で歌を聞かせたかったのなら、真っ先に署名しにくればいいのに。 こういうところでお話を積み上げられないから、みんなの想いで実現した学園祭を見せたいのか、それとも力を入れたライブを見せたいのか、曖昧になってしまうんだよなぁ。校歌を歌う事で…

時計台が爆発して旧学生寮に生徒会室を移したら、なぜか人の集まる生徒会になって書名の人数集まっちゃいました。 先週署名活動の難しさという現実を見せておいて、この手の平返し。お得意の見せたい処だけ見せるPV映像（楽しそうな共同作業）で説得力を持た…

上手くいかない署名集めにバラバラになって来てしまう生徒会。 再び彼女達を一つに纏めたのが、生徒会という学生ならではの日常であり、それを一歩引いた所で撮ってきた桃葉だったというのは上手かった。ここに来てさらに内輪を固めた話で来た事と、学園長の…

学園祭中止を求め生徒へ署名運動を始めるものの、あっという間に熱は冷め思うように数が集まらない。 ああ、ようやく作内に視聴者と近い視点が生まれた感じ。設定からして生徒側が特別冷めている訳でなく、むしろ学美ら生徒会が揃いもそろって熱心なのかが疑…

学校の吸収合併を前に学園祭中止を目論む愛洸の理事長が登場。 わざわざエサを取り上げようとするあたり、分かり易いラスボスだなと思わなくもないが、学美の見ているものを含めそれに対するレトッリクなんかには興味があるな。 かなり下手な見せ方だったが…

自分のミスでソフトの試合に負けてしまったむつきと、そんな彼女を心配する光香のエピソード。 前半の空気の読めないエロ描写は激しくいらなかったが、「なんで友達なのかなぁ」という遠慮ない言葉や、そこから朝までコースの遊びっぷりと、何気ない部分でみ…

おたふく風邪で学美が入院した為、光香と芽生で生徒会を預かる事に。 キャラクターとして落ち着いた光香に視点が移った事もあって、細かな日常芝居や心情描写の映える落ち着いた出来になっていて観易かった。「トモダチからナカマへ」と、光香と芽生の関係を…

ベタな話を過剰にデコレーションしてしまう悪い癖がモロに出てしまったような。自己完結と押し付けがましさで、かなりクドさを感じてしまう内容。この辺は単に好みの差なのか、シリアスにもギャグにもなりきれない真面目さが、どうにも駄目だったな。 言葉足…

学校周りの設定から、まなびの空回りは学園に対する周囲との熱意で生まれるものかと思っていたので、議題を持って懇親会をする他の学園の生徒にちょっと驚いたな。 愛光学園の生徒会長が悩む姿からすると、「自分達なりの学園祭」をするまなび等が認められる…

オープニング初お目見え。本編のカラーと合わせて「かみちゅ」との類似性と、スプレーを使ったスタッフロールは色々と言われそうだなぁ。学校に色を着ける＝面白くする、というテーマにちなんだ発想はわかり易いんだけどね。 まなびと生徒会室を中心に広がっ…

少子化が進み、価値観が多様化し学校の活気が薄れてきた近未来。私立聖桜学園に一人の元気な少女・天宮学美が転校してくる。 破天荒なキャラが巻き起こす学園コメディと、印象としてはよくある形なんだけど、設定を含めかなりシリアスな内容が見え隠れしてい…

2006年10月 開始作品