名前の呼び方で本物のサクラであるかがわかってしまう場面は、小狼の心情がよく出ていてよかったな。あとチュニャンに復讐をするか尋ねる場面。同じく失ったものを持つ小狼の背中が感情たっぷりでこれもまたよかった。 こういったところは小狼の持つ落ち着き…

Xの登場人物である嵐と空汰。先の阪神共和国でも登場し世話にもなった二人。この世界でも再度登場するのだが、以前の世界とは違い嵐のほうが積極的になっていたのは面白かった。ただこれ以外異世界の魅力といったものがないのも事実で、その点では厳しさも感…

なにより先にサクラの事を気にかけ守っていく小狼の行動は、ナイトとして頼もしく、また微笑ましい。まだまだ記憶が足りないサクラとの微妙な距離感が出始めてその点では面白くなってきた。

わかっていたとはいえサクラの「誰？」という言葉はさすがに重い。 この先記憶を取り戻す事によって元のサクラに戻っていくわけだけど、その過程においては小狼との新しい想い出は増えていくわけで、確かに好きな相手が今までの自分との記憶を失う事は想像を…

毎度毎度、サクラとの過去を入れていく構成自体はなかなか配慮されていると思う。それより今日はプリメーラ＠望月久代。久しぶりの当り役でなかなかに面白かった。

真下監督ということで期待していたらしさがでてきて、そっちのほうでは面白くなってきたのだが、如何せん話の取っ掛かりに乏しい。まぁ今日はドラマとしてどうこうの話ではないのでこれでいいのだろうけど。

う〜ん、やっぱり掴みの部分が難しい。サクラを助けるために来た世界は、阪神共和国といった名前で、関西弁にお好み焼きまででてくる。行動を共にしているクロガネは知世姫によって異世界にムリヤリ送られたものの、実際は知世姫ただ一人に忠誠を誓っている…

設定とはいえここでサクラというキャラクターを一時的に引っ込めてしまったのは評価が別れそうな気がする。良くも悪くも小狼にお供の二人も、出来すぎクン過ぎるんだよね。お姫様を守るナイトとしては心強くも在るのだけど、少年漫画のキャラクターとしては…

身分違いの恋、伝えられなかった言葉、そして彼女を助ける行為はそのまま彼女を失うことでもある。 主人公に「カードキャプターさくら」のさくらと小狼を据えて、CLAMPのキャラクターが総出演といった、ある意味CLAMPだからできる自己同人誌的な作品。 一応…

2005年01月 開始作品