フタコイ

フタコイ オルタナティブ 最終話

これも一種のすり替えだったな。恋太郎の成長物語としてイカや親父でまとめあげたのだけど、実際直面した問題は日々の生活といった現実だからね。その象徴となった公彦の存在が消されてしまって、一体なんのために悩んだのか首を傾げたくもなる。でもそれだ…

フタコイ オルタナティブ 第12話

まだ最終回ではないのだけど、公彦はこのままフェードアウトしてしまうのだろうか。恋太郎が直面した未来もお金も力もない自分といった現実。その対照となる公彦とキチンと向かい合わない事には、今までの悩みが本当にタダの鬱展開*1となってしまうような。 …

フタコイ オルタナティブ 第11話

気持ちよくこの世界に入っちゃえば、この自己陶酔っぷりにも共感できるんだろうな。実際このテンションの高さとそれを支えるだけの勢いといったものは、画面から汲み取る事は容易にできるし。 そして沙羅のいるドイツへ。これ以上の盛り上がりを用意している…

フタコイ オルタナティブ 第10話

親父が倒せなかった(倒せていなかった?)イカが目の前に現われる。これでようやく好きだけと別れてしまった親父と合わせて、二代目として超えるべきカベというものがハッキリとしたトコロかな。一つはイカを倒して(再開発うんぬんも関わっているのかな)…

フタコイ オルタナティブ 第09話

言葉ではなく間接的に映像として語られる心情。居なくなってしまった沙羅の存在を、代替のものでなんとか埋めようとする。そういった刹那的な行動を、大量の買い物から始まるショッピングカートのレースといった妄想なんかへと結びつける。ある種の雄弁さも…

フタコイ オルタナティブ 第08話

これってフタコイと名の差すように、双子を個としてみたアニメなんだろうな。キャラクター萌えを前提とし双子と恋をしたのが「双恋」。双子萌えを前提とし双子と恋をするのが「フタコイ」。既存の三角関係として人物を結ぶのなら、沙羅-恋太郎-双樹ではなく…

フタコイ オルタナティブ 第07話

恋太郎が感じていたもろもろの負の感情が、積もりに積もって爆発していく過程は、この作品らしさともいえる繊細さとハジケぶりで見ていてとても楽しかった。このバランス感覚がある回は、本当に上手いと思わせるものが確かにあるのだけど、なかなかそうもい…

フタコイ オルタナティブ 第06話

「どうして好きなのに別れちゃったの?」と恋太郎の父母を重ねて、沙羅双樹との関係を映し出すかのようなお話。 三人一緒であることを謳った作品かと思っていたのだが、双恋以上にふたりワンセットの意味合いが強く、どこか設定を持て余しているかのようにも…

フタコイ オルタナティブ 第05話

沙羅と双樹がいない恋太郎の日常。そのちょっとした日常の間から、二人との関係性やその喪失感がよく感じられて良かったですよ。このくらい落ち着いてやってくれると素直に楽しめるな。

フタコイ オルタナティブ 第04話

桜月姉妹にとらわれ過ぎたのかあまりフタコイらしくないかな。過剰なデコレーションもなりを潜めて普通に見れた反面、もっと遊べたのではないかという期待感。そのためかなにやら物足りなくも感じてしまう。まぁそれもこの作品だったらといった過剰な期待で…

フタコイ オルタナティブ 第03話

双恋といったテーマがようやく見え始めたのかな。 かつては恋太郎と三人一緒だった桃依姉妹は、今の沙羅双樹と重なって見える。あれほどの自販機の数にもかかわらず、売り切れで手に入らないエメラルドマウンテンは、かつては当たり前にあった3人の関係のよ…

フタコイ オルタナティブ 第02話

動から静。1話の大部分を占めていたアクションがなりを潜めて、この作品独自のノリが大きくなった第02話。後発組の利点なのか、過去の作品も慣れるまで時間のかかった人間だからか、ものすごく楽しめてる人とものすごく苦手にしている人の気持ちが良くわかる…

フタコイ オルタナティブ 第01話

考えるヒマなくグリグリと動きまくりで見えまくり(笑)で、スローやコマ送りでアニメを見ることを久しぶりに思い出させてくれた。 いやー変な方向に期待を裏切ってくれるな。そんでもって相変わらず人を選びそうなノリ。特に原作モノであるだけになおさらそう…

2005年01月 開始作品