もともと動かすアニメではないと分かってはいても、全体的に大人しい体育祭風景でちょっと不満が残る内容だった。特に1年生トリオ（乃梨子・瞳子・可南子）の意外な性格や関係性が見れた「玉転がし」「棒引き」場面は、キャラクターの描写として是非とも入れ…

原作「真夏の一ページ」から「略してOK大作戦(仮)」の部分をアニメ化。 花寺学院の文化祭を機に、祥子の男嫌いをなんとか克服してもらおうという内容で、あまり登場することの無かった同世代の男性キャラが多数出演。顔合わせてとしての集団見合いから、福沢…

原作「子羊たちの休暇」のアニメ化。 OVAだけあってクオリティは文句なし。内容としては文庫1冊を50分で消化するため、駆け足といえば駆け足なんだがそれほど窮屈さは感じなかったかな。 ただ、シーンの取捨選択は疑問に残るところが多い。 行きのお弁当シー…

説明不足に描写不足、そして余韻不足で終わってしまったなぁ。 まぁ自分は原作組で、映像作品として楽しめたのでこれでも十分なんですけどね。なんか1期の最終回のときも同じようなこと言ったな。

メインの話になるとどうもダイジェスト風味になってしまうなぁ。祐巳の傘に瞳子とのやりとりはどうも見ても説明不足。原作を知らない人にはいきなりすぎるでしょう。サブタイトルになるほどの傘の重要性、これで掴めるのでしょうか。

これぞレイニー止め。自分はリアルタイム組みではないので体験できませんでした。試しに１巻買ったあとで全て揃えてしまったので。

物好きと言われてもいいなぁ、とそう思わせるくらいの可愛さでした。痴話ゲンカなんだけど、細かな動作に表情とアニメ映えする由乃でした。

やけに乃梨子が浮いている。作品内というかリリアンでは異質とされてるのでこれは正しいのだけれども。でもこれ、そういったことをあらわしての演技なのか、それともそれを考えてのキャスティングなのか。

あからさまに人を傷つけるような事をしない、優しく甘い世界であったこのマリみて。そんななかで数珠を勝手に持ち出したり、宗教裁判じみたことをするのには驚きを感じた人が多かったのかな。原作の一作目であり独立したものをそのまま流れに組み込んだとい…

乃梨子が赤面してしまうのもうなずける、あの濃厚な志摩子と乃梨子の空間。そしていかにもな夫婦？地蔵。このふたりが特別な間柄であることを裏付けるような、説得力のある映像に30分間ニヤニヤしっぱなし(笑)。

全編ほぼモノローグ入りなので息つくヒマがあまりないものの、キッチリと見せてくれましたね。「片手だけ〜」のタイトル通り、手を強調したかのような演出は面白くてよかったです。

あの記念写真ほしいなぁ(笑)。 個人的にアニメで株を上げたのが凸様こと鳥居江利子。なんかやけに美人度が上がっているような。次回からは白薔薇、志摩子メインの話。

文句なくよかったです。 特に聖と祐巳との教室でのやり取りはセリフと演出で上手いことみせてくれたな。原作である小説の忠実さを求める人には多少物足りなさがあるのかもしれないけど（祐巳の心理面）、映像が持つ情報量といったものが良くわかるシーンでし…

全体のカラーが最後のかくし芸へ向いているためか、祐巳の涙をはじめ周囲の優しさや友情、祥子の変化に卒業していく三薔薇とそこにあるはずの感情といったものがあまり感じられない。 自分達がはじめて主体となって行う行事である送る回。それを通じて再確認…

原作知っているものとしては、改めてよくできたアニメと思う。作画アニメと言われればその通りなんですが、ネタがわかっていてもシスコン家族に黄薔薇の告白には笑えてしまうんですから、アニメスタッフの力はスゴイ。会話劇でもカットもろもろ演出で見れて…

仕切りなおしの第2部ってこともあってか、原作を多少改変してレギュラー陣の顔見せをいれてのスタート。そのため人数が人数だけに一人が一言程度で退場と慌ただしいことに。次週から通常に話を進めていくことからして、それは仕方ないことなんだけど少々寂し…

映像化したことに意味があった作品なんでしょうね。原作は続いているワケですし、アニメの13話をみて感想をどうこういうのは難しい。2期もあるようですし早くみたいなぁ。

艶っぽいな〜と感じたら古橋コンテ。聖の目線まんまのカメラワークなんかとくに。今作はデート話で終了のようだけど、噂される2期はどこまでやってくれるんだろう。

ミステリー色を一切排除してきた感じ。その分崩し絵等のギャグで引っ張ってる。知りたい、でも知ってはいけない(触れてはいけない)といった気持ちを薄めた分、それぞれの関係が希薄に感じでしまう。新聞部がネタとして追いかけてるのと、祐巳達の行動の差異…

白黄薔薇のイベント後の話まであってなにより。美冬も原作よりもマイナスの感情を祐巳に持っているのはよかった。次回は白き花びらだそうで、バレンタインにあわせて後ろにまわされたんでしょうね。

黄白のカードのありかにほとんど触れないのはちょっとなぁ。黄薔薇のお互いのことを思ってのカードの探し場所、白の自分を見つけて欲しいと言った意味も込められてるであろう隠し場所。こういった3つそれぞれの思いがあっての祐巳のカード探しでもあるわけで…

レディＧｏの表紙なんかをみれば分かるけど女の子にしてはめずらしいハチマキの仕方だな〜。おでこにする人あまりみたことないな。原作には無かったマリア像の前でのすれ違いによって映像的にも、とても分かりやすく2人のすれ違いが描けていたのはよかった。…

さすがに新キャラを投入したうえ、白薔薇の関係や志摩子の成長そして赤薔薇のすれ違いまでやるのはムリでは？原作知らずに話について来ている人大丈夫なんだろうか。

モノローグの多さが詰め込み具合を表しているようで。でも実際この問題はどうしても避けられないものだろうし。

OPEDを歌なしにしたのはいい判断だったな〜、なんて今更思ったり。まわりのイメージとは違う人間であることが、いろいろと推測できるわけなんだけど、声というか演技もその点含んでるのかな？他のアニメで中の人を知ってるからそう感じるだけかもしれないが…

単行本1冊、コミック7話分を3話でやるのはやはり尺がたりないかなぁ。今回はほんと話を消化するだけになっていた印象があったり。祥子の男嫌い、王子様の登場、実は従兄弟で婚約者、祥子と裕巳、そしてロザリオの享受と情報量が多く、やつけざまにこなしてい…

原作は以前から一部で話題になっていた作品。と言いつつ、自分が読んだのは去年とまぁ遅かったんですがその後アニメ化が決まり、期待半分不安半分で待っていましたがいや〜、素直に感動。原作の雰囲気をよく出していると思います。

2003年10月 開始

2004年04月 開始

2006年07月 開始作品