負傷者を出してしまった事で生まれた亀裂。対立の描き方としては作り手の意図通りなのだろう。 けれども、初戦闘後に被害を省みない姿や訓練に不真面目な姿を見た後では「町を守りたい」という言葉を素直に信じる事は出来ないし、命令を無視しようがお咎めな…

放映枠をギリギリいっぱいにまで使った最終回。じっくりと描いてきた宗介の落ち込みっぷりをアッサリと洗い流すかなめの存在、かなめの言葉。完全に作品のスイッチが入れ替わるその瞬間。そしてそこから始まる主人公＝ヒーローとしての大活躍。原作でも感じ…

部内での先輩のシゴキ・イジメから死亡事故が起きてしまい、罪をなすりつけられてしまうのが今回の依頼者。 やっぱりこれ、依頼者にも非があるように作っているのかな。今回は特に何もしない、しようとしない依頼者。自分が疑われるかもしれないという理由だ…

相変わらず主人公の存在はよくわからないのだけど、1話の事件といった話の背景があるために、人物の関係性や心情といったものはかなり読み取れる作りになっていた。これだけあれば後は十分、次回からは大きく話が動きそうだし普通に見ていけそう。

ことりの終わり方を見た今となっては、いくらアイシアが他のキャラを焚きつけようと結果は見えているし、アイシア自身だって音夢がいない間を支えてきた他のキャラに優るとは思わない。やっぱりさくらの登場の布石なのかなぁ。でもそれだって今さらだと思う…

デート追尾作戦。前2回のシリアスさも効いてか、お約束の話しながらもずいぶんと楽しめた。 ところで主人公、デートを申し込まれる時に絵を描いているように思うのだけど、これはなんだろう。結局それほど大きな理由で辞めたわけでもないのかな。う〜ん、よ…

オープニングが正式版に。ああ良かった、制作も間に合ったのか1話よりも普通に見れる。 それにしてもこんなにもコミカルな話だったけ？時おり挿入される凶悪顔のタズサや、もはや当たり前のようにトマトを消化していくタズサが魅力的(笑)だった。 演出に鏑木…

毎回の質は高いものがあるだけに、シリーズ構成としての波が乗っかるとこれほどのものが見せられる。今回はこの作品のポテンシャルをまざまざと感じさせる出来だった。 なんにしても、エウレカとレントン。すれ違ってしまった時間が二人にどれだけのものを与…

ひかりが学年違いという設定は話の縛りとしてあるだけに、修学旅行はどうするのだろうと思っていたのだけど、ずいぶんと力技でひかりを京都に呼び込んだ。 たまには夫婦水入らずもいいのにねぇ(笑)

戦いもそこそこに、変わりはじめた小夜の日常を中心とした話が続く。 介入してくる米、「なんくるないさ」と励ますカイ、家で待ってる家族とそこの郷土料理。沖縄という舞台。米という背景はたしかに色々ありそうだし、方言はカイの言葉に説得力をもたらして…

パワーアップへの真っ当な型といったところ。 今のところなのはがそこまでの力を手に入れる必要性、もっといえばこの事件に手を出す必要性すら感じないのでドラマとしてはかなり不足気味。前作のメインだったフェイトとの関係も、一方的ななのはの親切心で押…

プリムラとの関係があまり提示されていなかった事もあって、何をココまで悩むのか理解できないものがある。 特に主人公。行くことが出来ないのではなくて、行くことを忘れていたとは一体どういった心境なのだろう。家族のように暮らしていたプリムラが病気と…

思いのほかキレイにまとまった。 各話のバラツキは大きなものがあったと思うけど、見ごたえのある回がキチンと存在したので楽しめた。

1話に続いてシスターや詩帆に奈緒といった旧キャラクターを交えつつ、学園内でのアリカのドタバタを見せていく作り。 前作もそのキャラクター配置と話運びには感心したのだけど、それは今作になっても健在。アリアの行動を中心に多くのキャラクターを楽しく…

いろいろなところでユルユルさが漂う作品。 ソルティのキャラクターとしてのユルさ、狙撃事件のユルさ、そして主人公であるロイの心情のユルさ。ソルティのキャラクターは魅力といっていいユルさだけど、それ以外の二つがユルいのはどうなのだろう。 狙撃さ…

佐藤順一監督のディレクター的な能力、解釈力が光る回だった。 特に今回はキャラクターの見せ方。事件やイベントでキャラクターを引っ張るのではなく、○○禁止といったキャッチーな言葉や大きな崩し絵を交えた中で見せていく人物の表情や感情。 主人公がほと…

今回も全編に散りばめられる設定用語。だけどトーチという存在の説明として、池に恋する平井の存在があるために素直に見ていける。特にこの世界から認識されず自身の意識すら希薄な彼女が見せる好きな人への想いは、この設定が持つ意味の大きさを十分に示し…

パラダイスキス 原作は見たような、見てないような。学生時代よくクラスで回し読みされていたので、矢沢作品にはそれなりに読んだ記憶があるのだけど、ご近所とごっちゃになってるのかも。 アニメとしてかなり雰囲気つかんでいて面白かった。ただ原作からし…

時を又にかけたハルカとユウ、二人とセカイの物語。 番宣の「大切な人を奪いに来たのは僕だった」という言葉が印象に残っていたので関係性を理解するのに支障はなかったけど、だからこそその関係を強調しない作りに驚いた。その為かずいぶんと落ち着いた作り…

部隊での訓練、本部からの調査団。 初めての実戦を経験しその成果を見せられた後としては当然の行動であるし、この地方初の幻獣出現を受けての軍の行動としても無理のない展開。救助活動として出撃した際、仲間の負傷によって生まれてしまう咲良と他の隊員と…

引き続き心ここにあらずの宗介。メッセージに従うまま指示の場所に行くとそこにはかつての仇敵ガウルンの姿が。前回までと同様に丁寧に人物の心情を追っていってる。宗介とガウルン、テッサとマデューカス。対立する2軸を緊張感を持って見せる手腕には改めて…

今回の依頼者はストーカー被害にあってる女子高生。 1話と同様に依頼して、その確認して、地獄に送ってと話は進む。当分はパターンとしてのものが続くのかな。人殺しという前回以上のものがあるので、素直に話に入っていくことが出来て楽しめた。

前回に続いてこれかぁ。 主人公が学園に来るということもあって、それなりのフォーマットの上で人物なり世界なりを紹介していくのかと思っていたのだが・・・。 今回は主人公がいくつもの奇跡を起こしたって事を受け取っておけばいいのかな。それ以上何かが…

今度は手切れ金かぁ(笑) ことりの話はこれで終わりなのだろうか。音夢不在の中、サポート部隊として積み上げてきた純一との関係をこれで清算されるのはさすがに納得いかない。その上、今度はアイシアに純一とのフラグ？。都合のいい女のことりは、脚本として…

幼馴染だった霧が学園に赴任してきたことで起こるヒロイン対決。コミカルさを見せながらも背景にあるものをチラつかせ物語へのヒキを作ってる。 事故後のエリスの状況は彼女の傷の深さを垣間見せ、また今の主人公ベッタリの姿を納得させるものを持っている。…

行き倒れているところをウィリアムという青年に助けてもらうレントン。彼は絶望病をわずらったマーサという彼女と自給自足の生活を営んでいた。レントンとエウレカ、ホランドとタルホ、チャールズとレイ。作品内でいくつも提示される男女の一つの形、一つの…

今回は恋愛的なステップアップなのか、それとも勇気をだせたという人間的なステップアップなのか。おそらく後者なんだろうな。たぶん「なぎさの誕生日＝良い日＝藤P先輩」といった結び付きなのだと思う。 別にそれが悪いというわけではなく、プリキュアとし…

1年前の記憶の無い少女。沖縄という日米の背景がある街と、そこで起こってる不思議な事件。そして深夜の学校から豹変する世界。 王道ともいえる展開ではあるが過不足なく状況と人物を紹介している。 前半の日常場面。木陰で休む小夜と香里。二人の関係を触れ…

引き続いて今回まるまる戦闘パート。派手な画面は見ごたえ十分なのだけど、助長すぎて前回のヒキであるフェイトの登場といったテンションを殺してしまった気もする。 次回からはフェイトも一緒な日常へと移行していく模様。前作よりも踏み込んだ関係を見せて…

本編使いまわしのシルエットと公式のTOP絵で構成される短いオープニング。ウワサされる制作状況は本当なのかも。川澄綾子が一人気を吐いていて、それが面白いというのも良いのやら悪いのやら(笑)一応は原作既読。とはいえ大まかなストーリーラインを憶えてる…