ひとひら

ひとひら 最終話

演劇めいたラストシーンは力の篭った出来で素晴らしいのだけど、あまりにも唐突すぎてなんとも受け入れがたかった。なにせ、こういうった陶酔した演出に酔えるだけの理由を、この話の流れから見出す事が全く出来ないので。シリーズとしては、この最終回と同…

ひとひら 第11話

麦の成長という主題ならば、この話は演劇部の最中でやるべきだったように思うなぁ。ウジウジな麦に背中を押す仲間と、全く変わらぬグダグダ感という印象の方が強かった。

ひとひら 第10話

佳代の留学でひとりぼっちを実感する麦。 もともと佳代とのエピソードが無かっただけに、ここまで思い悩む麦に共感を持てなかったり。それでいて演出がいつものように過剰さをもって「泣き」押し付けてくるので困ってしまう。感情表現になるとどうも下手さを…

ひとひら 第09話

劇中に美麗の解説を入れたのは好判断のナイスフォローだった。脚本や演出じゃその凄さを伝え切れていなかったので。最後かすれた声で解散の宣言をする野乃も、終わった後の寂しさを感じさせる部分で上手かった。

ひとひら 第08話

文化祭本番。あっさりと初舞台・初主役の日を迎えるのにも驚いたが、それよりも何よりも演劇内容のあまりにもなグダグダっぷりに驚いた。こんな内容に野乃は自分の声を賭けて頑張ってきたかと思うと、別の意味で泣けてきてしまうなぁ。もうちょっと形になっ…

ひとひら 第07話

野乃と美麗の美しい友情というのは良く分かるが、事あるごとに過剰なほど感情をむき出しにする美麗に、芝居めいたうそ臭さを感じてしまって駄目だったなぁ。どうもこの作品は、そういった理屈や設定が前に出すぎるくらいがあって、キャラクターの行動や感情…

ひとひら 第06話

部長が正しいかのような話には疑問だし、それ以上に麦の中で演劇というものが未だ曖昧なままと、この合宿編はどうもテーマと描写がかみ合わず終わってしまった印象だったな。「演劇を通して〜」というのなら、それこそ麦の演劇に対する気持ちが重要になると…

ひとひら 第05話

夏の合宿編。 いくらなんでも麦に無理やり主役を押し付けつるのは、ただの嫌がらせにしか思えなかったな。部長なりの指導なのかも知れないが、発表会での成功(部の存続)には部長個人の理由が大きく、麦がこうも表立つ必要性が皆無だし。それに、麦に自分を…

ひとひら 第04話

先輩の病気の話を聞いて麦自身少しはやる気になっているのかと思いきや、サボる気まんまんで部活途中で逃げ出すほど未だに嫌だったのか。なんともまぁ受け止め方が軽かったのだな。

ひとひら 第03話

初舞台への最中、部長が声帯麻痺という病を抱えていた事を知る麦。 これで後継者としての麦に、演劇部の部長との確執といった点が繋がった形。「麦が喋った」と地味な一歩が、麦の成長らしくて良かったな。

ひとひら 第02話

部の存続を巡って秋の文化祭公演へと目標も提示され、麦の演劇研究会での活動がスタート。 麦の魅力が未だに伝わってこないのは困りものだが、状況は着々と作ってくれるのでお話を見ていく点では大助かり。それよりも今回は全体的にBGMが煩くて適わない。フ…

ひとひら 第01話

緊張すると声が出なくなるほどの上がり症な麻井麦。そんな彼女がひょんなことから演劇研究会に入る事となってしまい・・・。 原作未読。AT-Xでの無料放送で視聴。合格発表から入学と人物紹介を兼ねた流れまでは良かったんだが、その後は時間の経過というもの…

2007年01月 開始作品